試験

1月14日の土曜日いかがお過ごしでしょうか。

 

銀座周辺は雨が降ってまいりました。

 

ず~っと雨が降っていないので、恵みの雨になれば良いのですが。

 

そんな土曜日。

 

今日は共通テストの日ですね。

 

受験生がいらっしゃるご家庭は大変ですね。

ご本人は、ある意味人生を左右するといってもいいくらいの

土日になろうかと存じます。力が発揮できることをお祈りいたします。

 

わたし的には、本来ならこの土日は大学の試験ですが

代替えレポート提出で大丈夫ですので、なんとなく気が楽ですが。 

 

 

 

試験と言えば、ふぐ免許の試験。

正式名称は「ふぐ調理師試験」であったのが、令和5年から「ふぐ取り扱い責任者試験」となり、いままでは調理師免許の取得、ふぐ調理師のもとで2年間従事、などの試験資格がありましたが、全部撤廃。

 

平たく言えば、だれでも試験に参加できます。

 

さらに驚くことに、皮引き、薄造りがいらないのです!!

 

ここが肝心なんじゃありませんか!と言いたくなりますが

これも撤廃。

 

変な話、だれでも合格です。(そんなこと言ったら怒られますね)

 

昔の話をしたらいけないのですが、東京都のふぐの免許を取ったら一人前と

言われて、一生懸命に徹夜でふぐをさばき、朝の4時に赤坂の「吉そば」さんに行って、「今日も頑張ったな~」なんて某「粂」先輩と話して、2時間だけ寝てまた仕事。その仕事が終わったら、またフグ。永遠1カ月くらいそんな生活をして、合格発表の日、都庁に行って張り出された番号を見て、「やった!」なんて喜んでましたが、そんなものはどこに行ってしまうのか。

 

その試験で包丁研ぎが上手くなるわけです。

 

なぜかといいますと

昔の試験は20分以内に、そのままのふぐを最初からおろし、可食部位と不可食部位にわけ、とげとげの皮を引き、薄づくりをして終了となります。

という事は、包丁が切れないと話にならないんですね。

 

だからみんな、そのとげとげの皮を引くのに時間がかかるので

なるべく時間がかからないように、包丁を切れるようにして

試験に臨むわけです。

 

剃刀ばりに仕立てられるかが、合否を分けるので、同時に包丁研ぎも

自然と身に付くのです。いまは亡き春日部の包丁屋さんに毎週末通って

2、3時間は包丁を研ぎ、ご飯まで食べさせていただき「頑張って!」なんて

おかみさんに言われて、その気になってやったものです。

 

 

とは言え、今年からいろいろなものが撤廃されますが、18分以内にさばかないといけないので大変ですが、滝さんと伊藤さんが今回はチャレンジしますので

10月の合格発表でご報告できましたらと思います。

 

応援のほどよろしくお願い申し上げます。