7月5日の水曜日いかがお過ごしでしょうか。
ここ銀座は曇っております。
皆様の地域ではいかがでしょうか。
さて今日は、河岸(市場)がお休みのため少しゆっくり。
そんな通勤電車。
カーネギーを読む方がいらっしゃって、なんだかいつの時代でも
「人」について考えているんだと思いました。笑
皆様も、(ドラッカーもそうですが)一度はお読みになったのでは
ないでしょうか。
そんな私は、今週末に試験。良い結果が出ることを祈るばかりです・・・
しかし良い結果と言えば、当店も捨てたもんじゃない!
当店のスタッフで伊藤君が、なんと「笹切り」に挑戦したいとの事。(涙)
嬉しいではございませんか。
また古い話をしますと、その昔の寿司職人は「笹切り」というのは
当たり前にできていて、できなければむしろ「できない職人」にみられましたが
今や時代が変わり、そんな笹切りをしている場合ではなく
「いかに生産性」を上げるかを消費者ならびに生産者が追い求め
すべてにおいて合理的な考えになってきたので、笹切りは「死語」になりつつありましたが、それを伊藤君が「笹切り」を教えてくださいと。
えらい!
しかも、どこから見つけてきたのかわかりませんが、昭和56年に発売された
「笹切りの本」を片手にです。
きっと彼は、フランスに行って(奥様がフランス人の方)笹切りを披露して
一躍有名になることでしょう。
久々に、小出刃(笹切り包丁)でも研ぎなおしをしないと。
しかし、「カーネギーの人を動かす」という理論というかロジックというのも
大切ですが、その前に板前さんというか、技術者は技術をもって初めて
「職人」となるわけですので、それができたうえで何が足りないか、何を補えば
良いかです。本気で職人になろうといている伊藤君を見ていると、なんだかうれしい気分になりました。
そのうち伊藤君が、おもむろに「亀」だとか「鶴」だとか
笹切りを披露するかもしれませんね。
本日もよろしくお願い申し上げます。